転職活動中の人は履歴書の志望理由、職務経歴書、面接対策など多くの準備が必要になります。
一から全部自分で準備するのは、あまりにも大変だと思いませんか?
そんな時、ChatGPTを有効活用することで、この準備時間を大幅に短縮することが可能になり、スムーズに転職活動を進めることが出来ます。
しかも、文章や志望理由を作るのが苦手な人の助けにもなりますし、構成などを参考にすることも出来ます。
この記事では、ChatGPTを利用して対応する志望動機や職務経歴書を作成する方法についてご紹介します!
ChatGPTってなに?
ChatGPTは、OpenAIによって開発された人工知能(AI)モデルの一つで、対話型のAIアシスタントとして利用されています。
このAIモデルは、自然な言語処理能力を備え、ユーザーとの対話を通じて情報提供、質問応答、アドバイスの提供など幅広いタスクをこなすことができます。
AIとチャットするような感じで、結構しっかりとした答えが返ってきて面白いね!
ただ、しれっとウソをついてきたりするから、適切な距離感で使用することが大事!
【プロンプト有】ChatGPTを活用して職務経歴書や志望理由を作成する方法
1.ChatGPTを活用して職務経歴書のベースを作成する
以下は、ChatGPTに職務経歴書を作ってもらいたい時に、投げかけるプロンプトの例です。
「私は過去に【プログラマー】として働いていました。 私の主な職務内容は、【ABAPを使用したSAPのアドオン開発】でした。 また、その職場での主な実績は【大規模なプロジェクトをリードし、チームの調整と効率的なリソース管理を行うことで、プロジェクトの成功に寄与しました。】これを元に、私の職務経歴書を作成してください。」
【】の中身は一例です。職務内容はもっと掘り下げて記載することをオススメします。主な実績がどうしても思いつかないようでしたら、その部分を消したり、ChatGPTに情報を与えて【主な実績】とはどういうものが該当するかを例に挙げてもらい、自分に当てはまるものを探すのもいいでしょう。
2.ChatGPTを活用して自己PRを作成する
以下は、ChatGPTに職務経歴書を作ってもらいたい時に、投げかけるプロンプトの例です。
「私の長所は【コミュニケーション能力が高いこと】で、趣味は【個人でゲーム開発をしています】。志望する職種は【プログラマー】です。 これを元に、私の自己PRを作成してください。」
【】の中身は一例です。志望する職種に関連しそうな情報を渡すと、より具体的なテキストが返ってきます。
3.ChatGPTを活用して志望理由を作成する
以下は、ChatGPTに志望理由を作ってもらいたい時に、投げかけるプロンプトの例です。
「 志望する会社の業種は【ITスクールの運営】で、私の志望する職種は【社内SE】です。これを元に、志望理由を作成してください。」
【】の中身は一例です。返ってきた文章に志望する会社の情報などを付け加えて、修正することをオススメします。
ベースになるテキストがあると、1から考えるよりだいぶ楽に感じるね!
【プロンプト有】ChatGPTを利用した面接対策
以下は、ChatGPTに面接対策を行いたい時に、投げかけるプロンプトの例です。
「未経験でIT企業に転職活動したいです。面接で予想される質問をリストアップしてください。」
「未経験でIT企業に転職活動したいです。Webアプリケーションエンジニアの求人に応募しようと思っていて、面接時に制作したアプリケーションのプレゼンをしようと思うのですが、その際に押さえておくべきポイントはありますか?」
「未経験でIT企業に転職活動したいです。Webアプリケーションエンジニアの求人に応募したいのですが、面接時にあなたの強みと弱みは何か?と聞かれたときの回答の例文を考えてください。」
ChatGPTが生成したテキストはあくまで参考程度に留め、最終的な書類は自分自身で確認し、修正して完成させることが重要です。
また、面接の質問の回答は用意したものを丸暗記するのはオススメしません!
丸暗記しただけでは、堅苦しい印象を与えてしまう可能性がありますし、意外な質問や想定外の状況に上手く対処するのが難しくなります。
面接はあくまでも対話の場であることを忘れないようにしましょう。
暗記したテキストをそのまま口にすることは、採用担当者とのコミュニケーションを放棄していると受け取られることも…
ChatGPTを使用する注意点
このようにChatGPTは非常に便利なツールですが、使用するには万能ではないという理解が重要です。
以下、ChatGPTを活用する際の注意点をご紹介します!
- ChatGPTは安全に設計されていますが、100%のセキュリティを保証するものではありません。個人情報や機密情報の取り扱いには注意しましょう。
- ChatGPTが生成したテキストは、あくまでも参考程度に留めるましょう。AIの考えるテキストなので、不自然になってしまう箇所はどうしても出てきます。必ず自分で確認し、必要に応じて修正するようにしましょう。
AIも万能のものではないってことを理解した上で利用しよう
まとめ
以上、ChatGPTを就転職活動時に必要なドキュメント作成に役立てる方法をご紹介してきました。
ChatGPTを使って履歴書や職務経歴書の作成を効率化することは可能ですが、返ってきたテキストをそのまま使用出来る訳ではなく、自分で確認して必要に応じて修正する必要があります。
あくまでも参考にするものということを忘れずに、自分の言葉で語れるような準備をしておくことが重要です。
この記事があなたのお役に立てればうれしく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
コメント