
サイバーセキュリティの専門家であるセキュリティエンジニアですが、サイバー時攻撃の増加に伴って需要が高まっている一方で、一部では仕事が「なくなる」「少なくなる」とも言われています。
様々な研究で人間が行っている多くの仕事がAIに取って代わられてしまうという予測が立てられており、「セキュリティエンジニアの仕事はどうなのか?」と、その将来性を不安に思う方も多いでしょう。
この記事では、セキュリティエンジニアが「なくなる」と言われる理由、「やめとけ」と言われる理由、将来性、働くメリット、向いている人について解説しています!

セキュリティ分野に興味を持たれている方にとって、
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セキュリティエンジニアとは
セキュリティエンジニアとは、サイバー攻撃や情報漏洩といったリスクから企業のシステムやデータを守る専門職です。
企業のIT環境における「守りの要」として、ネットワークの監視、不正アクセスの検知、脆弱性への対応、セキュリティ対策の設計や運用などを担当します。
近年はサイバー攻撃の高度化・巧妙化が進んでおり、セキュリティエンジニアの重要性はますます高まっています。

これからも需要が高まりそうな職種だけど、なぜそんなふうに言われるんだろう?
セキュリティエンジニアがやめとけと言われる理由4選

セキュリティエンジニアになることに対して、「やめとけ」と言われる主な理由を4つ紹介していきます。
セキュリティインシデントに対する迅速な対応が求められる
セキュリティエンジニアの仕事は、セキュリティインシデントなどの非常に緊迫した状況と隣り合わせです。
サイバー攻撃やデータ漏洩などのインシデントは、いつ起こるか予測できるものではなく、夜間や休日でも緊急対応が必要になることがあります。そしてこれらのインシデントが発生した場合、迅速かつ的確な判断で対応とらなければ被害が拡大し、企業や組織に深刻な被害を及ぼすことになりかねません。
このため、セキュリティエンジニアには高度な技術力とともに、緊急事態にも冷静に対処できる精神的な強さや柔軟性が求められます。
予期しないインシデントが発生した際には、可能な限り状況を素早く把握し、適切な対応策を講じるまでのスピードが非常に重要であり、これがプレッシャーとなり、長時間労働や精神的な負担の要因になっていると言われています。

どうしても仕事の性質上イレギュラーな事態がつきまとう職種でもあります。
自分のミスで大きな損害を与えかねない
セキュリティエンジニアの仕事は、企業や組織をサイバー空間上の脅威から守るという重要な仕事です。万が一設計ミスや脆弱性の見逃しがあれば、それが大規模なサイバー攻撃やデータ流出の引き金となることもあります。
例えば、誤ったファイアウォール設定や未更新のパッチが原因で攻撃者に侵入され、多額の損害賠償や信頼の喪失を招く危険性もあるのです。結果として、セキュリティインシデントは企業全体に波及し、事業運営にも深刻な影響を与えることがあります。
特に、金融機関や医療機関など、セキュリティの重要性が高い業界においては、ミス一つが社会的な影響をもたらすこともあり、エンジニア個人へのプレッシャーは非常に大きくなります。
このようなリスクに対処し続けるためには、継続的な注意力と高度な技術力が必要であり、精神的な負担がかかりやすい職種でもあると言えるでしょう。

重要な仕事なだけあって、
一つのミスが大きな損害に繋がりかねない仕事でもあります。
日々の勉強が必要になる
日々の学習は、セキュリティエンジニアにとって避けることができないものです。
サイバー攻撃の手法は常に進化を続けており、今日まで有効だった防御策が明日には役に立たないことも少なくありません。そのため、日々新しい知識や技術を学び、最新の脅威に対応するための努力が求められます。
また、技術革新が急速に進む中、業界の動向や新しいツールについても把握し続ける必要があります。これを怠ると、知識の陳腐化やスキルの停滞につながり、実際の現場で即応できなくなるリスクが高まります。このようにセキュリティ分野では、自己研鑽がキャリアを維持する鍵となるのです。
さらに、業務外でもセミナーや勉強会、専門書を通じてスキルアップを図らなければ、技術の進化に取り残される恐れがあります。これらの継続的な学びは、セキュリティエンジニアとしての専門性を維持し、職務を全うするための必須条件といえるでしょう。

IT分野の中でもセキュリティ分野は、日々の学習が重要です!
成功が目に見えにくい
セキュリティエンジニアの仕事は、問題が発生しないことが「成功」とされるため、その価値があまり評価されにくい側面があります。
大きなインシデントを防いでいたとしても、目立つ形で評価されることが少ないことも、セキュリティエンジニアをおすすめされない要因の1つであると言えます。

セキュリティの仕事について、周りの理解が得られない職場だと報われないですね…
セキュリティエンジニアがなくなると言われている理由!将来性はあるの?

「セキュリティエンジニアがなくなる」と言われる背景には、技術の自動化やAIの進化があります。
セキュリティ対策の分野においても、自動化ツールやAIによる検知ツールなどが部分的に導入されるようになってきており、いずれ人間の介入が不要になるのではないかと懸念されています。
例えば、AIを活用したセキュリティシステムは、ネットワークの異常を即座に察知し、攻撃の兆候を捉えることで、多くのリスクを未然に防ぐこともあります。そのため、セキュリティエンジニアの役割が縮小され、最終的には不要になるのではないかという見解も一部で聞かれます。
しかし、完全な自動化がセキュリティ業界全体を支配するのは、現実的に考えてまだまだ先の事であると言えます。
さらに技術が進歩しても、すべての脅威がパターン化できるわけではなく、新たな手口が次々と生まれるため、AIやツールだけでは対応しきれないケースも多々あります。
特に複雑な攻撃や、予期しない脆弱性が発見された場合には、機械に任せきりでは適切な対応が取れないということも考えられます。人間の創造力や柔軟な思考、経験に基づく判断は、機械ではまだまだ再現できない部分です。
また、セキュリティにおける人的な要素は、企業の文化や方針とも密接に結びついています。組織内部の人間が原因となるセキュリティリスク(インサイダー脅威)や、業務プロセスに潜む問題を解決するためには、技術的なスキルだけでなく、組織の特性を理解した上での判断や対策が必要です。これらは自動化ではなく、人の手による継続的な監視や分析が不可欠です。
さらに、セキュリティ分野では法規制や倫理的な問題が重要視されており、それに対応するには現状人間の介入が不可欠です。新しい技術や規制が導入されるたびに、それに適応したセキュリティ対策が求められ、その際にセキュリティエンジニアの役割が重要になります。
総合的に見ると、確かに自動化はセキュリティ業界の効率化を進めますが、まだしばらくは人間の手による判断や創造力が完全に置き換わることは難しいでしょう。
セキュリティエンジニアは今後も進化し続けるサイバー脅威に対抗するために必要な存在であり、その役割は高度化し、さらに重要性を増していくと言えます。よって将来性は十分にあり、セキュリティエンジニアの需要は高まっていると言えます。

セキュリティの分野にもAIは導入されてきているんですね!
セキュリティエンジニアで働くことのメリット

セキュリティ人材の需要が高まっている
セキュリティエンジニアとして働くことの大きなメリットの一つに、セキュリティ人材の需要が急速に高まっていることが挙げられます。
デジタル化の進展やサイバー攻撃の増加に伴い、企業や政府機関は高度なセキュリティ対策を必要としています。そのため、セキュリティ分野の専門知識を持つエンジニアは、今後も安定した雇用機会に恵まれ、高い報酬やキャリアの成長が期待することができます。

サイバー攻撃によって、自分たちの知っているようなサービスが影響を受ける事件もよく聞くようになってきました…
比較的年収が高くなりやすい
セキュリティエンジニアは、企業にとって欠かせない重要な役割を担っており、その専門知識やスキルの需要が高いため、他のIT分野と比べても比較的年収が高くなりやすい職種です。
特にサイバー攻撃による事件が増加している現代において、セキュリティ対策の強化が急務とされており、経験豊富なエンジニアに対する報酬が上がる傾向にあります。

経験を積んで転職していけば、年収アップはしやすい職種です!
自己成長の機会が多い
セキュリティ分野は、技術の進化が速い分野で、新しい脅威や攻撃手法に常に対応する必要があるため、日々の業務を通じて最新の知識やスキルを習得できます。
また、問題解決力や分析力を磨く機会も多く、自身の成長を実感しやすい環境です。継続的な学びと挑戦が求められるため、エンジニアとしてのキャリアを高めるにはうってつけです。

手に職をつけて働きたい人にはピッタリです!
社会的な意義に溢れている
セキュリティエンジニアとして働くことには、社会的な意義が多くあります。
まず第一に、情報セキュリティは現代社会において極めて重要な課題であり、個人や企業のプライバシーを守る役割を担っています。サイバー攻撃やデータ漏洩が増加する中で、セキュリティエンジニアは重要な防衛線となり、安心してサービスを利用できる環境を提供します。
また、セキュリティエンジニアは企業や組織の信頼性を高めるためにも重要です。顧客や取引先からの信頼を得ることで、ビジネスの成長を支援し、経済面でも貢献します。
さらに、セキュリティの確保は国家の安全保障にも寄与しており、国家や社会のインフラを守ることで、持続可能な社会を築く一翼を担っています。
このように、セキュリティエンジニアは、個人や企業、ひいては社会全体に対して重要な影響を与える職種であり、自己の専門性を通じて社会貢献ができるやりがいのある仕事です。

今や情報セキュリティはあらゆる分野に影響を与えることができる職種ですね!
セキュリティエンジニアとして働くデメリット

責任が重くプレッシャーを感じやすい
一度のインシデントが企業全体に大きな損害を与えることもあり、常に高い緊張感の中で仕事をする必要があります。
そういった側面から、精神的なプレッシャーが大きいと感じる人も多いようです。

重要な仕事なだけあって、責任重大ですね!
トラブル対応で突発的な残業や夜勤が発生することも
サイバー攻撃は時間を選びません。
万が一のトラブル発生時には、深夜や休日でも緊急対応を求められることがあります。

シフト勤務や24時間体制の現場では、生活リズムが崩れることも…
技術の変化が激しく、常に学び続ける必要がある
新しい攻撃手法や脆弱性が次々と現れるため、セキュリティエンジニアは常に情報収集とスキルアップが求められます。
勉強を怠るとすぐに知識が古くなり、業務に支障をきたすリスクも。

エンジニアに共通して言えることですが、セキュリティは特に継続的な学習が必要な分野です
地味で成果が見えにくいと感じることもある
セキュリティの仕事は「問題が起きないこと」がゴールです。
そのため、自分の成果が目に見えにくく、企業によっては社内で評価されにくい場合もあります。

成果を上げるタイプの業務ではないことが性質上、他部署から軽くみられることも…。
とはいえ、対策をとっていない企業はサイバー攻撃を受けると目も当てられません
セキュリティエンジニアに向いている人

問題解決能力が高い
セキュリティ分野では、新しい脅威や未知の攻撃手法に直面することが少なくなく、単なるトラブルシューティングではなく、根本的な原因を特定し、将来的なリスクを予測して未然に防ぐ能力が不可欠です。
限られた時間やリソースの中で最適な解決策を見つけ出し、即座に実行に移せる柔軟な思考力と、プレッシャー下でも冷静に判断することが求められます。

セキュリティ分野に進むなら、「問題解決能力」を面接でアピールするのもいいかもしれませんね!
好奇心・探究心が強い
セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃が日々進化する中で、新たな脆弱性や攻撃手法に対して常に最前線に立つ必要があります。
したがって、既存の知識に満足せず、最新の技術やトレンド、業界動向を自ら積極的にキャッチアップする姿勢が不可欠です。
また、未知の問題に直面した際には、その問題を徹底的に調査し、解決に向けて試行錯誤を繰り返す粘り強さも重要です。このような探究心を持つ人は、技術的な深みと幅を増し続け、より需要の高いエンジニアとして好待遇を狙うことができます。

好奇心や探求心を持っていることが重要な資質であることは間違いありません!
細部にも注意深い
「細部にも注意深い」ことは、セキュリティエンジニアとしては不可欠な資質のひとつです。
セキュリティの世界では、わずかな設定ミスや見逃しが重大な脆弱性につながり、結果的にシステム全体に致命的な影響を与えることがあります。
そのため、細かい部分にまで目を光らせ、コードや設定、ネットワークの構成などを隅々まで確認する慎重さが要求されます。
また、問題の原因が目に見えにくい場合でも、徹底した検証を怠らず、潜在的なリスクを予測し、未然に防ぐ力が必要です。小さな違和感や異常に敏感で、それを見逃さない慎重さがセキュリティの堅牢性を支える重要な要素となります。

大雑把な人に重要なセキュリティを任せたいと思えませんよね…
ストレス耐性がある
「ストレス耐性がある」ことは、プレッシャーのかかる環境でも冷静さを保ちながら、的確な判断を下せる精神的強さを意味します。
セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃や重大なシステムトラブルに突然直面することがあり、即座に対応を求められる場面も多々あります。
そのような状況下で、焦りや混乱に陥ることなく、状況を正確に把握し、最善の解決策を導き出せる能力が重要です。
また、長期間にわたり緊張感のあるプロジェクトに取り組むこともあり、持続的に高いパフォーマンスを維持できる精神的なタフネスや、困難な状況を乗り越える粘り強さが求められます。

どうしてもプレッシャーのかかる仕事ではあるので、
ストレス耐性はチェックされやすい項目の1つです。
コミュニケーション能力がある
「コミュニケーション能力」はエンジニアにとって一見重要でない様に思えますが、セキュリティエンジニアにとっても重要な資質であることで知られています。
セキュリティエンジニアは、技術的な詳細を技術者以外の専門知識を持たない経営陣やクライアントに説明する場面が多く、専門用語をかみ砕いて明確かつ簡潔に伝えることが求められます。
さらに、相手のニーズや懸念を的確に把握し、双方向のコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことも重要です。
この能力により、セキュリティ戦略の理解を深め、組織全体の防御体制を強化するための橋渡し役を果たすことができるのです。

専門的なことをやっているからこそ、分からない人に分かりやすく伝える力が求められるんですね!あとチームで動くものなのでコミュニケーション力はやはり欠かすことはできません。
倫理観が高い
セキュリティエンジニアは、高度な知識と技術を駆使してシステムの脆弱性を発見し、攻撃を防ぐ役割を担っていますが、その知識は悪用すれば他者に大きな被害をもたらす危険もあります。
そのため、自らの行動が社会的に正しいものであるか自問し、倫理的な判断を下せる能力が求められます。
また、組織のセキュリティに携わる者として、内部情報や機密データを取り扱う際にも、信頼を裏切ることのない高い道徳基準を維持し続けることが不可欠です。

元クラッカーがホワイトハッカーに転じるケースもあります。
逆のパターンにならないようにしましょう!
セキュリティエンジニアに求められるスキル

ネットワークやOSに関する基礎知識
セキュリティ対策の多くはネットワークやOSレベルで行われるため、TCP/IPの仕組みやLinux/Windowsの基本操作は必須です。
他にも、攻撃経路やシステムの構造を理解する力が求められます。

OSの知識は必須レベルです!
セキュリティに関する専門知識
ファイアウォール、IDS/IPS、WAF、暗号化技術、ゼロトラストなど、セキュリティ固有の技術や考え方を理解していることも重要です。
攻撃手法や防御策を知っていることで、適切な対処が可能になります。

独学だと難しい実践的な学習を提供している、
セキュリティに特化したスクールで学ぶのも一つの手段です。
ログ解析・脆弱性診断スキル
不正アクセスやマルウェア感染の兆候を見つけるには、サーバーやネットワーク機器のログを分析するスキルが必要です。
また、脆弱性診断ツールの扱い方やリスクの評価スキルも求められます。

ログから不審な兆候を読み解くなんて、まさにホワイトハッカーって感じですね
プログラミング・スクリプトの知識(あると有利)
必須ではありませんが、PythonやShellスクリプトなどの知識があると、ログの自動処理やツールの作成など業務の効率化に役立ちます。
また、セキュリティ対策の自動化にも活かせます。

必須スキルではありませんが、+αであると便利です
コミュニケーション能力・報告スキル
セキュリティインシデントが発生した際には、他部署や経営層と連携して対応する場面もあります。
技術的な内容をわかりやすく伝える力、状況を整理して報告する力も重要です。

コミュニケーション力が必要ないと思われがちなエンジニアですが、
だからこそコミュニケーション力を持っていることが一つの武器になります
情報収集と学習を続ける姿勢
セキュリティの世界は変化が激しいため、常に最新の脅威や技術トレンドにアンテナを張る姿勢が求められます。
資格取得や勉強会参加など、継続的な学びが自身の今後のキャリアに直結します。

継続学習は自分の年収を上げていく意味でも大事なことです
セキュリティエンジニアが目指せるキャリア

セキュリティエンジニアのキャリアは多様で、まずは現場で経験を積みながら基本的な技術や知識を身につけることが重要です。
その後、セキュリティ対策の設計や運用、脆弱性診断、フォレンジック解析、セキュリティアナリスト、コンサルタントなど、様々な専門分野へ進むことができます。
経験やスキルが増えるほど、高度な案件を任されたりマネジメントを担当したりする機会が増え、それに伴い年収もアップしやすくなります。
最近では、クラウドセキュリティやAIを活用した新しい分野で活躍するケースも増えており、こうした専門スキルを身につけることでさらに市場価値が高まり、年収アップにつながる可能性が高まります。
ただ、技術は日々進化しているため、常に最新の知識を学び続ける姿勢が求められます。継続的な学習と実績が、長期的なキャリアアップと収入向上の鍵となります。

セキュリティと一口に言っても、いろいろな働き方があるんですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?セキュリティエンジニアの仕事にもAIは導入されだしてきてはいるのですが、セキュリティエンジニアに完全に取って代わるのはまだまだ先の事であると予想されます。
むしろ、サイバー攻撃によって我々の知るようなサービスや企業が攻撃を受け、深刻な被害に合っている昨今では、セキュリティエンジニアの数は全然足りておらず、その需要は高まり続けています。
インターネットが生活のインフラとして不可欠な存在となった現代では、セキュリティ事故が社会全体に大きな影響を与えかねません。そんな現代社会の守り手ともいえるセキュリティエンジニアは重要な存在であるといえるでしょう。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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